STAFF TRAINING
「誤嚥性肺炎が心配」「義歯の扱いに自信がない」「認知症のある方の口腔ケアが難しい」——現場で実際に困りやすいテーマに絞った研修・勉強会を、施設にお伺いして実施しています。
WHY TRAINING
口腔ケアの研修は、知識のインプットだけで終わると現場の動きに結びつきにくい側面があります。当院では、研修を単発で終わらせず、現場の声をうかがう→研修を設計する→実際に手を動かす→数週間後に振り返る、というサイクルを通じて、研修内容を施設様の日々のケアの仕組みに落とし込むご支援を行っています。施設長様・看護師様・生活相談員様と事前にすり合わせ、現場で困っているテーマを優先して扱います。
高齢者施設における口腔ケアと誤嚥性肺炎の関連は、Yoneyama T et al. Lancet 1999;354(9177):515 をはじめとした研究で報告されています。職員お一人おひとりの努力だけに頼るのではなく、施設全体での体系化された口腔ケア体制を整えていくことが、現場の負担を分散しながら一定の質を保つうえで重要だと考えています。研修は、その仕組みづくりの最初のステップとしてご活用いただけます。
01 — ASPIRATION PREVENTION
誤嚥が起きる仕組み、肺炎との関連、口腔ケアがなぜ予防につながると考えられているのかを、現場で出会う場面に即して整理します。発熱・むせ・食事量低下といった「気づきの入り口」も共有し、職員様が共通言語で観察・連絡できる状態を目指します。
02 — DAILY ORAL CARE
歯ブラシ・スポンジブラシ・舌ブラシなどの使い分け、寝たきりの方へのポジショニング、誤嚥に配慮したケア手順を、実際に道具を手にしながら学んでいただきます。ケアにかかる時間の目安・職員様の体勢の作り方など、現場で続けるための工夫もあわせてお伝えします。
03 — DENTURE
入れ歯の着脱介助、夜間の保管、義歯洗浄剤の使い方、義歯の不具合に気づくポイントを扱います。「合わなくなってきている」「金具が外れている」といった現場のサインを早めに歯科へつなぐ判断基準を共有し、入居者様の食事QOLを守る助けにしていただけます。
04 — DEMENTIA
口腔ケアや歯科処置を強く拒否される方への声がけ、環境づくり、ケアの中断・再開の判断、ご家族様への共有の仕方を、現場でよくある事例をベースに整理します。実際に当院が訪問先で経験している進め方を、施設様の運用に合わせてアレンジしてご紹介します。
05 — SWALLOWING
食事中の姿勢・一口量・飲み込みのサイン・むせの種類を、職員様が日々の食事介助の中で観察できるようになることを目指します。嚥下機能評価(VE・VFを含む)の位置づけや、当院 飲み込み外来 へつなげる目安についても共有します。
06 — CARE PLAN
居宅療養管理指導をはじめとした制度の中で、歯科をケアプランに組み込む実務上の論点を、ケアマネジャー様向けに整理します。利用回数の目安・他サービスとの兼ね合い・モニタリング項目・歯科への情報提供の書き方など、明日からの業務に直結する内容を扱います。制度の細部は最新の通知をご確認のうえご活用ください。
WORKFLOW
訪問専用 049-298-3203 またはFAX 049-298-3213 にて、施設名・ご担当者様・ご希望のテーマをお知らせください。公式サイトのお問い合わせフォームからもご相談いただけます。
施設長様・看護師様・生活相談員様などとの打ち合わせの中で、対象となる職員様の層、現場で実際に困っているテーマ、研修にかけられる時間を伺います。お電話・オンライン・FAXのいずれでも対応可能です。
伺った内容をもとに、6つのメニューから組み合わせ・所要時間・到達目標をご提案します。複数回にわたる連続研修や、シフトに合わせた短時間・複数回開催にも対応します。日程は施設様のご都合に合わせて確定します。
テーマに応じて、歯科医師・歯科衛生士・管理栄養士などから担当を調整します。配布資料・実技用の口腔ケア用品・義歯模型などは、当院でご用意のうえお持ちします。
施設にお伺いし、当日の研修を実施します。終了後、要点をまとめた簡易レポートをお戻しし、必要に応じて数週間後の振り返り(オンライン可)もご提案します。研修参加者リストの管理は施設様で運用ください。
初回相談はお電話・FAX・公式サイトからのお問い合わせいずれも対応しております。お急ぎの場合はお電話でのご連絡が確実です。
COST
当院と継続的に連携している介護施設様・居宅介護支援事業所様、入居者様のご紹介をいただいている施設様については、基本となる単発の研修・勉強会は無料で実施しています。地域の口腔ケアの底上げを地域連携の一部としてご支援したいと考えているためです。
新規に連携を始める施設様、複数回にわたる連続研修、複数施設合同での実施、特殊な機材を要する研修などについては、内容に応じて個別にご相談のうえ実施しています。具体的な金額は、研修テーマ・回数・対象人数・移動距離などにより変動するため、ヒアリングのうえお見積りいたします。まずはお気軽にご相談ください。
なお、研修・勉強会は医療広告ガイドラインに沿った内容で実施します。「効果が必ず出る」「肺炎が完全に防げる」といった保証は行っておりません。あくまで現場の判断・運用を支えるための情報共有・実技指導として位置づけています。
EVIDENCE
本ページでご紹介している研修メニューは、以下のような知見・公的資料を背景にしています。いずれも個別ケースへの効果を保証するものではありませんが、施設での口腔ケア・嚥下サポート体制を検討される際の参考となる文献・資料です。
REFERENCE 01
Yoneyama T, Yoshida M, Matsui T, Sasaki H. Oral care and pneumonia. Lancet 1999;354(9177):515. 高齢者施設の入居者を対象に口腔ケアを介入したところ、肺炎発症が対照群に比べ少なかったことが報告されています。
REFERENCE 02
日本歯科医学会連合「口腔機能低下症の検査・診断・管理」では、高齢者の口腔機能低下を早期に把握し、多職種で支える視点が整理されています。施設・居宅の現場で「気づき」をどの段階で歯科につなぐかを考えるうえでの参考としていただけます。最新版は公式サイトでご確認ください。
REFERENCE 03
日本歯科医師会および厚生労働省の各種資料では、介護保険施設における口腔ケア・口腔機能管理の重要性、ならびに歯科専門職・多職種が果たす役割について整理されています。最新版は各公式サイトでご確認ください。
※引用は趣旨の要約であり、個別の患者様・入居者様への効果を保証するものではありません。最新の知見・各種ガイドラインに沿ってご活用ください。
施設運営に溶け込む歯科支援のかたち。研修・ケアプラン連携・FAX紹介までを実務目線でまとめています。
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施設様・居宅事業所様からのご紹介を想定した、FAX紹介依頼書のフォーマットです。
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CONTACT
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